アデガ・カチン/Adega CACHIN

リベイラサクラの段々畑を所有する家族経営ワイナリー

　緑豊かで水も豊富な山奥の産地、リベイラ・サクラ地域の中心を流れるシル川の南に広がるシルエリア。このエリアは日当たりが非常に良く、大パノラミックの斜面に石造りの段々ブドウ畑が広がります。そんな中に家族代々から伝わるカチンの畑があり、現在３代目のオーナーであるセサール・エンリケス・ディエグエスですら石畑がいつ作られたのかは分からないと言います。

　カチンの畑から見上げるペサ・ド・レイの教会の名前から名づけられたワインはリベイラサクラの素朴で飾り気のないキャラクターをよく表しています。リベイラ・サクラのワインが家族用のワインを抜け出し、世界へ羽ばたき始めたのはここ近年です。日本の気候にも似ている、山の緑と水をたっぷり感じるワインシリーズをぜひお楽しみください。